京都の、いわゆる京都らしい京都からずっとずっと北へ、日本海にほど近いこの町に祖父は住んでいる。子どもの頃はほとんど欠かすことなく、お盆やお正月をここで過ごした。
山も海も神社も近くにあって、まあそれしかないといえばそうという、つまりは田舎。
休暇の時期に帰省すれば、たくさんの親戚たち(父は5人兄弟で、わたしには父方だけで実に10人のいとこがいる)に囲まれて数日間を過ごすことになった。10代のころは当然、そんなの大嫌いだったけれど。
でも今でも、あそこで過ごすのが正しい大みそかの過ごし方なんだって、しっかりと体に染み込んでる気がする。
東京で鍋食べながら年越ししても、ベルリンの年越しパーティーでトルコ人が打ち上げる花火聞いて飲んで踊っても、やっぱりあれが本元だなって。
とりわけ美しいわけでも、特別なものでもないこの景色、外国の人の目にはどんな風に見えるのかなあ。
Aquesta foto, es bunissima¡¡¡ m’encanta¡¡¡
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